Review

◆寂しきものゆえ、見られてはじめて生きのびるアリス。人外の瞳に投射す『眼球譚』―――― 今野裕一(夜想編集長)
◆アリスが地下の穴に落ちた時の記憶ではなく、サーカス団が無窮の穴に落ちてゆく記録。―――― 嶽本野ばら(作家)
アリスが落ちたウサギ穴とは我々の眼窩に他ならない。視る欲望よ、来たれ!――――松永天馬(アーバンギャルド)
これは、光と影の交錯の中できりきりまいさせられる快楽の毒キノコである。――――室井尚(哲学者)
数々のモチーフを織り上げたタペストリー、その色とり どりの模様や図柄の魅力!――――ミツヨ・ワダ・マルシアーノ(映画研究 /カールトン大学/カナダ)
美しくも醜い不思議な世界は、知らない自分自身を見ているかのようでした――――TERU(Versailles)
寺嶋流ゴス・ロリの寓話的世界が、相変わらず耽美で妖しげな妄想を刺激する。――――松本俊夫(映像作家)
ルイス・キャロルに見せたかったな。16分で怒り出し、夜中に結局2回見る。――――二階健(クリエイター)
これはグロッタの洞窟から這い出したアリスが見た、悪夢の世界に違いない。――――樋口ヒロユキ(サブカルチャー/美術評論家)
醜悪と気品が濃縮された耽美な幻影寓話。倒錯的アリスと一緒に地に堕ちよ!
――――沙月樹京(トーキングヘッズ叢書編集人)
永遠の迷子、生粋の孤児(みなしご)の見る夢。その迷宮はひたむきで痛々しく美しい。
――――やなぎみわ(美術作家)
妖しく麗しい異形どもの宴を催す寺嶋媛は映像の巫女といふ異彩を放つてゐる。
――――手塚眞(ヴィジュアリスト)
聖と邪のアリス。こんなアリスをルイス・キャロルにも描いてほしかった。
――――三浦悦子(人形作家)
寺嶋版アリスは、醜悪な現実世界を倒錯的に浄化する無垢の王国であり、世俗的な常識を反転する異形の傑作だ!
――――西村智弘(映像評論家)
此処は善と悪と現実が見えない楽園。 少女人形の鼓動は何処から?こんな甘美な穴なら堕ちてみたい。
――――緑川みらの(BabyDoll TOKYO/女主人/デザイナー)
この作品を観て、私は日本人女性はマゾヒストであることを再認識することが出来ました。またアリスの配役の着想を評価します。
――――ヤン・シュヴァンクマイエル(シュールレアリスト/アニメ作家/映画監督)

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アリスが…

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